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26 December 2007,Wednesday

☆‘2007‘年末に寄せて☆

あと僅かで2007年も過ぎようとしています。皆さんにとって、今年はどんな1年間でしたか?
年末の忙しい時にこそ、一息入れて、自分を振り返る時間を作ることが、実は大切なことだと思うのです。
CIMG0095.JPG
↑虚空蔵山(標高1076.9m)山頂より上田市内を望む

今回はこのブログを読んで下さっている皆さんに、年末年始を迎えるにあたって「自分を振り返っていただく時間」や「自分を見つめ直す機会」を持つことが、どんなに大切なことかお伝えしたいと思います。
5年ほど前、まだ保険課の課長職だった時に、僕が会社で受講した「自己改革プログラム研修」の中でインパクトの強い一つの例題がありました。今も時々読み返しては自分への戒めとしています。
皆さんもこれを読んで、何か感じ取って頂けると嬉しいのですが・・・。

【斧を砥ぐ】
昔々あるところに、木こりを目指す男がいた。伐採現場に赴いて親方の申し入れ、すぐに見習いとして採用された。
次の日、男はとびきり切れる斧やその他一切の道具を手渡された。
森に入って切り方を教わり、いよいよ木を切り始めた。
非常に熱心に取り組んで、日暮れまでには、見習いと思えないほど沢山の木を切り倒した。
ところが次の日、更に多くの木を切り倒そうと作業を始めたものの、昨日ほどはかどらない。
昨日よりもずっと頑張って働いたのに、一日が終わってみると、前日の半分も切れていないのに気づき、男は疲労困憊してしまった。
次の日も次の日も精魂込めて木を倒すが、成果は日に日に少なくなり、とうとう1本の木を切るのに何日もかかるようになってしまった。
疲れきった男はがっかりした面持ちで、自分はこの仕事に向いていないようだと、辞めることを親方に告げた。
何があったのかと聞く親方に対し、どんなに一所懸命働いても切れる木の数がどんどん減っていったことを話すと、親方はこう言った。
「最後に斧を砥いだのはいつだ?」
彼は驚いて答えた。「斧を砥ぐですって?木を切ることに精一杯で、忙しくて斧を砥ぐ暇なんてありませんよ」と・・・・。

私たちは皆、定期的に「自らの斧を砥ぐ」時間を持たなければならない。
時間が無くてトレーニングなんて出来ない、という言葉を何度耳にしただろうか?
私たちにとって本当に必要なのは、振り返ってみる機会を持つこと、自分の考え方ややり方を見つめ直す機会を定期的に持つことなのだ。

いかがでしょう?何か感じ取れました?
僕は今年、いろいろな里山に登りました。山頂からの景色に触れるたびに「まだまだ自分は未熟だし、世の中はずっと広いんだなぁ~」なんて思ってます。
jigazou.jpg
↑いつも単独でフラっと山に登るので家族からは「行方不明者の捜索願いを出す前にちゃんと連絡を入れるように!」って叱られてます(笑)熊よりは家族のが怖い・・

今年の8月に開設した弊社のホームページとブログでは、1年間皆さんに大変お世話になりました。2008年は更にパワーアップした「お役立ち情報」で皆さんの熱き支持を獲得していきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。

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