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07 February 2008,Thursday

戦国浪漫ぶらり旅~美濃国 岩村編②~

★タイムスリップしたのかなあって思える城下町って素敵ですよね★
この岩村町では、町の中心街を「伝統的建造物保存地区」として当時の面影そのままに残しています。映画のセットではなく、そこに町の人々の生活が息づいている風景には頭が下がります
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↑別に宣伝しているわけではありませんが、町並みと溶け込み違和感がありませんよネ!

◆岩村駅から岩村城への登城口までは城下町の町並みを見ながら歩いて約20分ぐらいです◆
あいにくの雨降りでしたが、それが逆に古都としての風情を増したみたいできれいでしたよ。郵便局はもちろん、ポストも町の景観に合わせて変更されています!!ポスト=赤はここでは通用しません。

↑ここから手紙を出せば、飛脚が街道をひたすら走って届けてくれそうです!

★火消道具?★
消火栓とホースもここでは「火消道具」と呼ばれて一定間隔で配置されていました。さすがに「め組」の火消しのように「とびくち」や「まとい」それに「梯子」じゃありませんでした。(ちょっと残念・・笑)
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■江戸時代幕末の有名な儒学者「佐藤一斎」(さとういっさい)の出身地でもあります■
佐藤一斎は、幕府の「昌平坂学問所」の儒官を努めた人物。門下に渡辺華山や佐久間象山を輩出した。幕末から明治維新にかけて日本を作っていった新しい指導者たちに多大な影響をあたえました。「言志四録」という、学問、思想、人生観など多岐にわたり、修養処世の心得が1,133条にわたって書かれた随想録が有名で、小泉前首相も平成13年の所信表明演説でその一説を引用しています。

「少くして学べば壮にして為すことあり。壮にして学べば老いて衰えず。老にして学べば死して朽ちず」
( わかくしてまなべばすなわちそうにしてなすあり そうにしてまなべばすなわちおいておとろえず おいてまなべばすなわちししてくちず)
この世界観、僕にはいささか崇高すぎるようで・・・・・。

で、この佐藤一斎の随想録100語録が、住民の皆さん100件の玄関脇に1語録づつ立派な表札で掲示されています。そこらのおじいちゃんの「川柳」じゃないところが町の偉人たる所以ですよね。
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↑一般の民家を写真に撮るのは泥棒の下見みたいで自己嫌悪。立派な言葉に感動した!(小泉風?)

★後世に残していくべき町並ですよね★
この町並みを歩いていたら、中仙道の望月宿を想いだしました。母の実家のあるところで、子供の頃から大好きな町でした。土の匂い、風の音、人々の息遣い・・便利さと引き換えに僕たち日本人が無くしたものは多いのではないでしょうか?ちょっと考えさせられました。

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