日本の古代ピラミッド伝説といえば、長野市松代にある「皆神山」が有名ですが、(といっても見た目は台形です)実は上田市の北隣りの坂城町と千曲市の境にある「岩堂山(いわどうやま)」(または自在山 標高793.0m)の姿こそ、日本のピラミッドの代表だと思うのですが・・・
↑国道18号線を北上すると、坂城町付近で千曲川を挟んだ反対側に見える美しい正三角形の山です。
「あの頂上に立てば、ピラミッドパワーを体感できるかも?」と思い立ち、早速攻略方法を考えて翌日登山してみました。(この決断と行動力を何故仕事に生かさないのかと反省しきり・・)
↑登山口からみた自在山(じざいさん) ↑自在神社~4月に神楽で奉納行事があり
↑僕には果てしなく続く天国への階段の入り口としか思えなかった
神社が登山口だったり、中腹に神社がある里山は結構多いんです。「山の神信仰」って昔からありますよね。僕も登山前と下りてきた後には必ず拝んでいますよ。でも長~い石段はレッドツェッペリン(昔は何ちゃってファンでした)の「天国の階段」。まさにピラミッドの入り口って感じかな!
↑階段の終点は大社 ↑人気の日帰り温泉「湯さん館」を望む
↑松茸山なので秋は入山禁止です!途中には盗難防止の見張りテントがありました
正三角形の45度の「辺」を登るので、結構キツイ。神社の大社から赤松林が続き「入山禁止」の立て札とロープがあちらこちらにあります。(山主の怨念っを感じる!)40分悪戦苦闘すると、標高793mピラミッドの頂点へ・・
↑ピラミッドの頂点はそれなりに狭いですね。松の木や杉の木がなければ視界は良さそうです。
実はこの山、戸倉上山田温泉では傘山(からかさやま)と呼ばれ、戦国時代には武田信玄と死闘を繰り広げた村上義清の家臣で出浦氏(いずうら)の居城だった山城なんです。千曲川の向こうの山には村上氏の本拠地だった葛尾城が見渡せます。のち、武田信玄に追われ、越後の上杉謙信を頼ってこの地を去ったという史実は、ピラミッドパワーが足りなかった、という事なんでしょうかねぇ(笑)⇒ってまた歴史の時間かい!※自分でツッコんでどうするの(悲)
↑頂上から昨年秋に登った虚空蔵山(右側の高い山)と葛尾城(左山稜の中腹)を望む
ピラミッドパワーを信じる、信じないは人それぞれです。でも、自分の可能性を信じてみるのは自分にしか出来ない。僕は情けない自分も、弱虫な自分も、そんでもってちょっと不真面目な自分(注:仕事は真面目ですよ)も全部ひっくるめた自分が大好きです。貴方も時々いやになる自分や素敵な一面を持つ自分も全部含めて、貴方自身をずっと好きでいてくださいね。