先日、めったに電話をかけてこない実家の親父(72歳)から私の携帯へ電話がありました。
親父:「おー、和行か?今、こっちに電話したか?」
私: 「いや、してないよ。何かあった?」
親父:「実は・・・・・。」
話の内容を聞いてみると典型的な振り込め詐欺からの電話があったとの事。
私の名を語る者からで会社の金を使い込んでしまい、監査があるので今日中にお金を用意しないと会社をクビになってしまうとの内容。
話には聞いていたが家の親父も実際に電話を受けるのは初めてだった事と相手の声が私に良く似ていた事から当初は信じてしまったようで、こんこんと相手(私?)に説教をしたらしい。
話の途中でそれでもと思い生年月日を聞いたらしい(いいぞ親父!!)。
親父:「念の為、生年月日を言ってみろ!」
相手:「昭和○○年××月だよ。」
恐ろしい事にここまでは合っていたらしい
親父:「何日だ!」
ここで、詐欺師グループは痛恨のミス!!
相手:「何だよ!息子の誕生日も忘れたのかよ!△△日だよ!!」
しかし、その日にちが間違っていたお陰で、家の親父のガードが急激に上がったようです。
が、この後、家の親父が相手を大きく上回る痛恨の大ミス!!
「和行の誕生日は昭和○○年××月■■日だ!!」
と、事もあろうに詐欺師グループに私の個人情報である正しい誕生日を教えてしまったとの事。
(親父、それをいっちゃーおしまいだよ(石立鉄男風に)。
その後再度相手より電話があったらしいが今回は多少の事で動じない百戦錬磨のうちのお袋が対応
相手:「和行だけど、お金の用意は出来た?」
お袋:「どちらの和行ですか?」
相手:「他あたります。ガチャン!」
今回の件でわかった事が2つあります。
1つは親のありがたさ。
もう1つは私の詰めの甘さは親父譲りだったという事。