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04 September 2009,Friday

里山歩きは過酷な修行?

信州には海が無いので、海に憧れても出掛けるのは大変ですw

戦国時代の城跡探訪というオタク領域の趣味ですが、その場所はほとんどが山の上とか稜線なんですね。しかもある程度の標高にあります。
なので休日はトレッキングというよりは日帰り登山の装備と覚悟で挑みます。

仕事もそのぐらいの覚悟かって?と、と、当然ですよ・・・(笑)


IMGP0645.JPG
山歩きのクマさん遭遇対策に鈴は必需品。でも子熊にしか効果が無いのか・・・

◆里山歩きの魅力◆

山に出掛けるときは事前にある程度下調べして行くのですが、マイナーな山がほとんどですので登山口を見つけるのが一苦労です。

今回登頂した「安曾岡山(あそおかやま)」も地元の80才過ぎの元ギャル(失礼)にお話しを聞いて見つけました。

林道わきに小さな看板発見!

「昔は地元の人は毎年登った山サ。秋は紫のキノコをたくさん採ってきたもんサ。今じゃ登る人もいないんで道は荒れてると思うけど、あんたホントに登るんかい? そしたら最初に城の山があるんで、それを越えると次の山があってその奥の山だよ・・」

何故か初対面でもお年寄りには絶大な人気があるので親切に教えていただきました(笑)山を二つ越えるなら山頂まで2時間ぐらい・・そういう計算は何故か鋭い。

↑最初の山の吉澤城跡。鎌倉時代の山城跡です。ホントはここが当初の目的地でしたが

元ギャルのおっしゃる通り、道は荒れてるし痩せ細った岩場続きの稜線なので油断すると沢に落ちそうです。


第二の山へ向かうこと1時間。疲労もピークに近い。

毎回登り始めると「止めればよかった」と常に後悔。
でも途中で引き返せないのは人生と同じかもしれません。

第二ピークから望む塩田平。こういう景色に励まされてひたすら頂上を目指すのです

登山開始から2時間。ようやく安曾岡山頂上(1090m)へ。

今年の4月に地元の東塩田小学校PTAの皆さんが子供連れで登山したようです。
赤いポストに収納されている登山帳には子供たちの感想が書かれてました。

「とても辛かったけど、とうとう頂上まで登りました。達成したゾ!嬉しい!」

ヘロヘロでたどり着いたオジさんも右に同じです・・・(爆)

見晴らしが良くないのでちょっと残念です。子供たちもそう思ったのかなあ・・

登山というのは帰り道が大変。アップダウンでキツかったもとの来た道を戻るのも一苦労。(人生は戻れませんが・・)

安曾岡山全景。独鈷山系の東側に位置する上田市古安曾地区の美しい里山

この山もお婆さんが云っていたように、昔のような地元の小学生の歓声で賑う里山に戻って欲しいものですネ
(東塩田小学校の校歌にはこの山の名前が登場するらしいので、なおさら)

でも往復3時間はチョっとキツイかも??

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