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16 October 2009,Friday

キノコの思い出 ♬

ブログを書くのが2度目ですので少しは慣れてきましたが、それでも文章がどうしても硬くなってしまいます、保険センター小池です。少し役に立ちますので良かったら参考にして下さい。
営業で外回りをしていますと、マツタケ小屋の案内看板をよく見かけます。

matutake.jpg

またレストランのメニューや旅行会社のパンフレットにもキノコ狩りの文字がおどっています、秋のキノコシーズンになりますと、亡き父のことを思い出します。父は自分のことを"キノコ名人"とよく言っていました。(他の人からは聞いていませんが)
父も祖父からキノコの生えている場所やキノコの種類を教わったとのことです。私の小さい頃兄たちと一緒に父に連れられて山にキノコを採りに行きましたが、姉たちを山に連れていくことはありませんでした。(男女平等に反しますが<)山に入る度に"この場所は絶対に他人には言うな"と釘をさされますが、子供ですから、昨日山にキノコ狩り行ってきたことをすぐ話してしまいます。

kuritake.jpgくりたけmurasakisimeji.jpgむらさきしめじ

父はしっかり祖父からキノコ狩りを伝授してもらいましたが、私たち兄弟は中学に入ると一緒に山に入ることはなくなり、父からの伝授は途切れてしまいました。
よく山に入った時に言われたことが、"森は人間の物ではない!"と むやみに取ったり、折ったりすると怒鳴られました。小さい頃は何故ビニール袋にキノコを入れないのかわかりませんでしたが、キノコは胞子で次の世代を引き継ぎます、ですから竹で編んだ「びく」または隙間がたくさん開いた入れ物を使うと山を歩くときに、胞子たちをまた森に返すことができます。

biku-1.jpeg

これは山のルールとのことです。
キノコ狩りはとても楽しいですが、キノコについての知識をもたない私のような素人がキノコを採取し、毒キノコの誤食による食中毒があとを断ちません。

最後にキノコ狩りの参考にキノコ中毒防止の3原則を紹介します。

    【キノコ中毒防止の3原則】

1.毒キノコの特徴を知る
日本に自生しているキノコは、約5000種類存在すると確認されていますが、そのうち中毒を起こすキノコは約50種類程度にすぎません。まず誤食頻度の高いキノコの特徴を知ることが、キノコ中毒から身を守る上で重要です。

2.知らない、自信のないキノコは絶対に食べない
キノコに関する知識不足、素人鑑別が中毒の要因となっていることは明らかです。知らないキノコを食べないのは当然のことで、鑑別できないものを食べることは非常に危険です。

3.昔からの迷信は信じない
縦に裂けるキノコは食べられる 
縦に裂ける毒キノコの例:クサウラベニタケ・カキシジ・ ニ ガクリタケなど多数
色の鮮明なものは毒で、おとなしい色のものは食べられる
  おとなしい色の毒キノコの例:クサウラベニダケ・カキシメジなど多数
ナスと煮れば中毒は起こらない
  ナスに解毒作用はありません。ナスと調理され食中毒となる例がよくあります。
塩漬けにすれば食べられる
  ドクツルタケ・ツキヨタケなどには全く効果はありません。
虫に食われていれば食べられる
  キノコを主食としている虫は、毒キノコも平気で食べています。
煮汁の中に銀サジを入れて黒変するものは食べられない
  銀サジを黒変させる毒キノコは1種類もありません。
油で炒めれば食べられる
  例えばツキヨタケは油で炒めると、毒成分がよく溶けだし、逆に症状が重くなります。
乾燥すれば食べられる
  カキシメジとドクツルタケを乾燥させて食べ中毒になった事例があります。

くれぐれもご注意下さい!

nameko2.jpgなめこmaitake.jpg舞茸

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