『大河ドラマにも高齢化の波?』
今回も、NHK大河ドラマの話をさせてもらいます。
我がライフライフアシストでの『龍馬伝』の視聴率は、去年の『天地人』よりもいいようです。
4月の後半からは、龍馬の師とも言える勝海舟が登場しました。
勝役は、武田鉄也。
【若き日の勝海舟(麟太郎)】
龍馬と勝が初めて出会ったのは、文久二年(1862年)と言われていますから、その時龍馬は27歳、勝は39歳ということになります。若いですね。
龍馬役の福山雅治ももう41歳になるそうですが、その歳に比べるとまだ若く見えます。勝役の武田鉄也は61歳、生きてきた歳月相応に顔のしわも刻まれ、当時の勝の年齢にしてはどう見ても歳を取り過ぎています。
武田鉄也は、ご存知の通り若いときから坂本竜馬に心酔し、自ら『私塾・坂本竜馬』という本を書いているほどで、私も嫌いではありませんが、今回の配役にはどうしても違和感を感じてしまいます。
龍馬は、明治維新の前年に31歳で暗殺されますが、勝の方は長生きして明治32年75歳まで生きています。
【晩年の勝海舟】