◆父の日に貰った嬉しいプレゼント◆
新入社員ならトリス、若いうちはレッドかホワイト。中間管理職で角瓶あるいはオールドに。部長でリザーブ、役員クラスでローヤル・・・。かつては昇進とともに、飲むウイスキーの銘柄も出世した。
(サントリー宣伝部出身の作家で野村正樹さんの言葉より)
この序章の文章に共感出来る方は、間違いなく高度成長期を経験されたサラリーマンでしょう(笑)
子供の頃「せめてオールドか角を飲める大人になりたい・・・」そう思ったのを覚えています。
「豊かさ」の基準としてはわかり易かった時代でした。
最近小雪さんのCM効果もありウイスキーが復権しているようです。
そういう私も2年前にこの工場を見学してからウイスキーに鞍替えしましたぁー。
『サントリー山梨白州蒸留所の見学日記』 (2008.9月)
「サントリー」と言えばビールのモルツとか缶コーヒーのBOSS、なっちゃんなんかを思い浮かべますが、日本で初めて国産ウィスキーの製造に成功したメーカーだった事を忘れちゃいけませんネ。
お母ちゃんたちが台所で飲んでいた「赤玉ポートワイン」が1907年の発売。
その利益を全て注ぎ込んだ国産ウィスキーが誕生するのはそれから22年後。
創業者鳥井信二郎さんの情熱には敬服しました。
↑昭和4年にして、このキャッチコピーは凄い!「サントリーウィスキー白札」
↑ウイスキー博物館 ↑蒸留所は野鳥の森です ↑蒸留酒の歴史がわかる!
女優の小雪さんが宣伝している角瓶は昭和12年、「ダルマ」でお馴染みのオールドは昭和15年に発売予定でしたが実際に販売されたのは昭和25年。
スコッチなんていうと、舶来とか洋酒のイメージで敬遠されがちですが「日本人に合うウィスキー」を明治時代から心血注いで作り上げてきたこの会社には改めて感謝しないといけません、ハイ。
◆で今年の父の日のプレゼントは?◆
そんなウイスキー好きな私の為に子供たちからプレゼントが届きました。
↑サントリー「北杜(ほくと)12年」(度数は50.5°)+白州蒸留所特製グラス+ウイスキー樽で作られた特製オリジナルコースター
※「北杜」の名は白州蒸留所のある山梨県北杜市にちなんだネーミング
琥珀色のグラスを傾けながら飲むウイスキーは、銘柄にかかわらず極上の味がしました・・・。
来年は「山崎12年」だろうか・・・密かに期待してます!(爆笑)