先日、久しっ振りに東御市にある『梅野記念絵画館』に行って来ました。
私のお気に入りの場所のひとつであります。
・・・のわりには随分ご無沙汰してましたが、
絵画館のロビーから見える景色が絶景で、コーヒーを飲みながら
ボーっとし、ゆっくりと時間が流れていくのを感じられる
最高のロケーションです。
あの・・・私、絵については全く分かりません
日頃の生活スタイルから、全く違う環境下に身を置く事は私にとって
とても重要で必要な事と考えています。
わからないながらも、感動する絵や、好む絵が必ずあり
新しい感動や気持ちを感じられることが幸せで、また自分の小さな発見
にもなって新鮮ですよ。
四半世紀生きてきても、まだまだ知らない自分の感性がありますよね。
私の場合はかえって絵に知識がない事で、素直に無の気持ちで見れるから
いいのかも知れませんね(笑)
今回開催されていたのは 【犬塚勉展 ~純粋なる静寂~】
もちろん、私は初めて耳にする画家の名前でした。
自然をモチーフにした風景画に引きつけられ
自分の眼をを疑ってしまうくらいリアルスティックな絵で
自然そのものが描かれているかのようで、草の香り、土のにおいがしてきそうで
「景色が生きている!」と感じてしまうくらい衝撃的でした。
何度となく立ちすくし、じ~っと、ほ~っと見入ってしまいました。
帰りは感動の余韻を消したくなく、気になった作品のポストカードのお買い上げです。
『美しいものはそこら辺にいくらでも存在している』
『自分の美を信じる事さえできれば
素晴らしい美がいくらでも落ちている』
『見ようとしないだけ・・・ 見えないんだ』
梅野記念絵画館の初代館長 故 梅野 隆さんのことばです。