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31 August 2012,Friday

練習の虫から受け継がれるDNA


いよいよ8月も終わり!日中はまだまだ暑い日が続きますが、朝晩の空気は若干秋めいてきました。

8月の、とある記事より

プロ野球ソフトバンクの小久保裕紀内野手(40)が14日、ヤフードームで行われた記者会見で今季限りの現役引退を表明した。6月に通算2000本安打を達成し、昨季には通算400本塁打を記録した強打者は今季2本塁打にとどまっていることを挙げ「フリー打撃でもボールが飛ばなくなってきた」と決断した理由を説明した。


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とうとうこの日が来ました。福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀選手が今シーズン限りでの現役引退を表明・・・一時代が終わる寂しさが駆け抜けました。

しかし、彼ほど波乱に富んだ野球人生を送った人もいないと思います。

1994年に福岡ダイエーホークスに入団。新人時代、西武から移籍したベテランの秋山選手などから練習に取り組む姿勢を学び、その後就任した王監督の指導のもと、球界でも1,2位を争うほどの練習の虫となった小久保。類稀なキャプテンシーで弱小ホークスを常勝ホークスへ導く精神的支柱として活躍しました。

2003年、開幕前オープン戦の西武戦でホームへのスライディングの際、右膝を強打し選手生命も危ぶまれる重症を負いました。そのままリハビリで1年間を棒に振り、更に同じ年のオフに前代未聞の無償トレードで巨人へ電撃移籍しました。

怪我から復帰して臨んだ巨人時代の3年間は優勝こそ出来なかったものの、持ち前の練習熱心さで巨人の選手の心を掴みました。2006年オフにFAでソフトバンクに復帰、その後はホークスの中心として再びチームを引っ張りました。

彼の野球に取り組む真摯な姿勢、そのDNAは松中、川崎、本多、松田というホークスの後輩やホークスから移籍した選手はもちろん、巨人の阿部から坂本、長野らにも脈々と受け継がれています。

さて、今年のプロ野球・・・巨人独走のセリーグとは対照的に、上位チームが混戦のパリーグ。
ホークスの選手は、ロンドンオリンピックの男子競泳メドレーメンバーの北島選手への想いと同様「小久保さんを手ぶらで引退させられない」と奮起しています。

http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/2012/08/29/post_185/
果たして結末やいかに・・・??


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※2008年6月、長野オリンピックスタジアムで行われたヤクルトとの交流戦の前日、知人のつてでホークスの練習風景を見させてもらったことがあり、終了後に球場通路で小久保選手と遭遇しました。
後ろから声を掛け「応援してますよ、頑張ってください」「あっ、はい、ありがとうございます」と握手・・・
この1分にも満たない出来事は・・・忘れませんよ!!自分の方が年上ですけど(笑)
サインは知人を通じていただきました。

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