昨年の10月31日と11月1日に「全国山城サミット上田・坂城大会」が開催されました。
小生も実行委員会のメンバーとして現地の山城巡りツアーのアテンドをさせていただきました。
普通お城といえば、水堀に囲まれた石垣の上に瓦葺きの建物のあるいわゆる「近世城郭」を思い起こす方がほとんどだと思います。
それに対して「山城」とは中世戦国時代に主に山の上や険しい尾根の上に築かれた「土で構築された防御施設」の事で、その数は全国に3万以上あるといわれています。
最近は芸能人や有名人の方でも趣味でお城巡りをする方が多くなり「城番組」もだいぶ増えました。中には、近世城郭を卒業して中世の山城巡りを本格的に始める方もいらっしゃるようです。
昨年12月の上田市の広報にも大会の様子が掲載されました。右側の二番目の写真では山城ツアーで現地説明をしているのが小生です。(虚空蔵山城)
上田市の行政チャンネルのYouTubeやUCVで番組をご覧になった方も多かったかと思います。
笑点の司会者としてお馴染みの春風亭昇太師匠も、実は有名な「お城マニア」で、城郭特集の番組に出演されたり本まで出されて本業以上のご活躍は皆さんもご承知かと。
今回の上田・坂城大会のサミットでは、特別ゲストとしてビデオ出演され、上田・坂城地方の山城を実際に登ってその魅力を語っていただきました。
和合城での撮影場面の一コマ。昇太師匠が城郭研究家の萩原さち子さんと遺構を調べています。
実は、この撮影時には小生もご一緒させていただき、色々と師匠に補足説明させていただきました。(荻原さち子さんは、前回のプレ大会の時から交流があります)
春風亭昇太師匠曰く「近世城郭巡りはもう古い。これからは中世の山城巡りがトレンドになるよ!(笑)」との頼もしいエールを頂戴しました。
師匠とは初対面でしたが、「貴殿の信濃の山城ブログいつも見てますよ!」とまさかの嬉しいお言葉。
ご無理を申し上げて、昇太師匠に色紙まで描いていただきました。我が家の家宝となりました(笑)
この趣味を始めて十数年、訪問した山城の数は延べ二千ヶ所以上。当初は誰にも相手にされず(当然家族にも・・汗)孤軍奮闘でしたが、ブログに訪問した山城を記載し続けるうちに全国の中世城郭愛好家の皆さんにも認知していただきました。有難いことですね。
「継続は力なり」(←ってか、仕事も趣味もチャンと両立させましょうね・・・笑)