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13 May 2022,Friday

水車のある村

  
◆世界のクロサワが監督・脚本した名作「夢」の撮影現場◆

「夢」は1990年の日米合作映画で、黒澤明が脚本と監督を務めた。「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」(からす)「赤富士」「鬼哭」(きこく)「水車のある村」の8話からなるオムニバス形式の映画で、スティーブンスピルバーグの協力で制作され世界配給された。
最後の「水車のある村」は安曇野市にある「大王わさび農場」で撮影されたことを知る人は少ない。

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第八話「水車のある村」の撮影は、1985年(平成元年)5月に安曇野市にある大王わさび農場と脇を流れる万水川(よろずいがわ)と蓼川(たでがわ)の合流地点で行われたという。撮影で組まれた水車は当時のまま残っている。

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万水川と蓼川の合流する箇所

黒澤明監督は作品についてこう語っている。
「夢には人間の心の中に眠っている、あるいは隠れたり、抑えつけられたりしている色々な気持ちが正直にあらわれるものだ。夢はそれを驚くほど自由奔放な形で見事に表現してくれる。
私はこの映画で、夢というものに挑戦してみたいのです。」

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今も当時の撮影風景のまま回り続ける水車

あなたは最近夢を見ましたか?それはどのような夢だったでしょうか。

黒澤明監督の「夢」という映画はサブスクで検索するとレンタル作品でヒットします。
とても印象深い映画なので、鑑賞をお薦めします。

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私が訪れた時のわさび畑は、小さく可憐な花を咲かせたわさびが正夢そのものでした(2022年4月下旬撮影)

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